リッチブラック
Adobe Photoshop

リッチブラックとは?

リッチブラックとは、深みのある黒を出したい時に使用する色の設定になります。
左図の様に、C,M,Y=40%+K100%にする事で、K100%に他の色を足す事でより深みのある黒を表現する事ができます。

注意点

4色の総数を300%未満に抑えて下さい

多くの色を重ねる事でより深みのある色を表現する事は可能ですが、4色の総数%が300%を超えると、裏付きの原因になります。なるべく4色の総数を300%未満抑え作成して下さい。

新聞型冊子印刷の場合は4色の総数%を260%以下にしてください。

また、オフセット印刷の場合はトンボ以外のオブジェクトを「レジストレーション」または「総数400%」で作成されている場合データ不備扱いとなり、納期が遅れる可能性がありますのでご入稿前にデータのご確認をお願い致します

CMYK4色の掛け合わせで印刷を行うため、印刷時の紙の伸縮等により見当ズレ(4色の位置合わせのズレ)が起こりやすく、文字や線へリッチブラックの使用は行わないで下さい。 お客様のリッチブラック使用による、見当ズレに対する刷り直しはいたしかねます。ご了承くださいませ。

▼以下は、分かりやすく大げさに表現したイメージです。
・文字にリッチブラックを使用している場合。文字の周りに他の色が出てしまう。

・黒帯にリッチブラックを使用している場合。白抜き文字の部分に他の色が出てしまう。