天地指示
天地とは?
用紙を正面に見て上側が「天(てん)」、下側が「地(ち)」です。
一般的な表裏と天地の関係
【例1】表裏でデザインの向きが同一の場合
ご入稿データの天と天・地と地が表裏合うように印刷を行います。
【例2】表裏でデザインの向きが異なる場合
両面印刷で片面が縦向き、片面が横向きの場合、通常は右手で返した時に以下のようになります。
表裏と天地の関係の注意点
下図のように、天と天・地と地が表裏合うように印刷を行います。
そのため、表面の左は裏面の右と表裏が合う形となります。
天地指示がない場合
天地指示がない場合、ご入稿いただいたデータの向きを天地指示とし、印刷工程を進めます。
ご入稿されたデータの天地(上下)の通り印刷を進めさせていただきます。
※ご入稿されたデータの天地で作業を進めると、明らかに表裏で天地がおかしいと判断させていただいた場合は、お客様へ確認のご連絡をさせていただきます。
その際にご連絡が取れない場合は、作業をストップさせていただきますので、納期に影響が出てしまう恐れがあります。あらかじめご了承ください。
デザイン作成例と注意点
【例1】両面縦型のデザインでデータを縦型に作成されている場合
データの上部を天とし印刷を行います。
【例2】両面縦型のデザインでデータを横型に作成されている場合
データの上部を天とし印刷を行います。縦型のデザインを横向きに作成してしまうと、
表裏でデザインの天地が逆になって刷り上がってしまう可能性がございます。
【例3】両面横型のデザインでデータを横型に作成されている場合
データの上部を天とし印刷を行います。
【例4】両面横型のデザインでデータを縦型に作成されている場合
データの上部を天とし印刷を行います。横型のデザインを縦向きに作成してしまうと、
表裏でデザインの天地が逆になって刷り上がってしまう可能性がございます。
【例5】両面のデザイン・データが、縦・横混在の場合
データの上部を天とし印刷を行いますが、天と天を表裏合わせる事は出来ないため、
「一般的な表裏と天地の関係」にて印刷を行います。
折り加工が入る場合のデザイン作成例と注意点
【例1】表裏のデータが正しい天地で作成されている場合
データの上部を天とし印刷を行います。
【例2】表裏のデータが正しい天地で作成されていない場合
データの上部を天とし印刷を行うため、表裏正しい天地で作成いただいていない場合は、
表紙を開くと中面の向きが逆になります。